私たち「和の祭典『近江のおもてなし』」実行委員会は、自分たちの住む滋賀(近江)が好き、そして日本文化が大好きなメンバーで構成されています。もともと「和の文化」は日本人のDNA(本質)の中に生きていて、私たちの思考や行動に影響を与えているのではないか、と感じています。
和食や着物など和の伝統が現代風にアレンジされ、日本文化が今どきの若者に新しいものとして取り入れられていることも、その一因によるところが大きいのではないでしょうか。また、諸外国の方々も「和の文化」に興味を示され日本を訪れる外国人観光客も増えています。

豊かな自然環境、交通の利便性、秀逸な歴史と文化を持つ近江の地であればこそ、脈々と受け継がれた伝統の「和の文化」が息づいています。それを「和の祭典『近江のおもてなし』」では披露し紹介いたします。


近江(滋賀)の和に特化した文化や伝統を一堂に楽しめるイベントは、これまでなかったように記憶しています。
「日本の和の文化」を気軽に、誰もが訪れやすく楽しめる場を滋賀から発信、提供していくことにより、若者や諸外国の方々の関心を引く羅針盤の役割を果たし、同時に自分たちも和の美しさに喜ぶ「気づきの心」を育み、「和」を大切に思う心に繋げていきたいと考えています。
ご来場くださった皆様の五感を心地よく刺激し、「近江のおもてなし」の心をお楽しみいただくことが1番の願いです。


琵琶湖を真ん中に湖南・湖東・湖西・湖北と4分割されている近江は、それぞれの地域で文化や伝統が根付いているので、同じ県内に住みながらも自分の領域外にある美しいものや価値のあるものに触れることが難しい土地柄だと言えます。

ただ、「ここに来れば県内の文化や伝統を五感で味わえる」ことが出来る場を提供することにより、知らなかった、気づかなかった新しい近江の和の世界を認識してもらえると同時に、近江がいかに歴史的に重要な場所だったのかと興味を感じてくださる空気が生まれてくれれば、将来的にインバウンド効果や地域の活性化につながっていくと考えています。
そのためにも毎年皆様のご協力・ご支援をいただきながら継続させていただきたいと考えております。


さいごに、飛鳥時代、中大兄皇子はこの地に都を移し「近江大津宮」としました。戦国時代「近江を制する者は天下を制す」と言われました。そして白洲正子は「近江は日本の楽屋裏」と評しました。近江米・近江牛・近江茶などは今でも地元の代表です。私たち実行委員メンバーも「滋賀のおもてなし」と表すよりも、「近江のおもてなし」には、心からのお客様をお迎えする「ご縁」と「運」が凝縮されていると感じたゆえに、あえて「近江」とさせていただきました。